2006年12月15日
「Vista Capable」とは?
「ウィンドウズ・ビスタへアップグレード可能」を謳うパソコンがショップに並び、気になっている人も多いでしょう。よく見ると「Vista Capable」(ケーパブル)や「Windows Vista Premium Ready」(プレミアムレディ)というシールが貼られています。二つのシールは、2007年1月30日に登場するビスタが動作することを示したもの。今買い替えるなら、このマークの違いを理解しておきましょう。・ウィンドウズ・ビスタ互換性情報
ビスタには、「ホームベーシック」「ホームプレミアム」「ビジネス」「アルティメット」の四つがあります。便利な新機能のうち、視覚効果「ウィンドウズ・エアロ」は画面を立体的に見せたり、画面を透過して表示できたりします。エアロを利用できるのは「ホームベーシック」以外の三つの製品です。
せっかくビスタにするならエアロを楽しみたい――それなら「Windows Vista Premium Ready」シールが貼られた製品を選んでください。ビスタへアップグレード可能なパソコンなら、どれでもエアロが動くわけではないからです。エアロが動作するには1GB以上のメモリーや、高い三次元画像の処理能力を持ったグラフィック機能などが必要。「Windows Vista Premium Ready」シールは、この条件を満たしたパソコンに貼られる「お墨付き」です。
では、「Vista Capable」パソコンとは何でしょう? こちらは、ビスタが動作する最低条件をクリアする製品。このシールが付いたパソコンは、(1)そのままの仕様でエアロが動作するもの、(2)メモリーの増設や高性能のグラフィックボードを取り付ける(※)ことなどでエアロに対応するもの、(3)何をしてもエアロは動作しないもの、の三つに分かれます。
特に、グラフィックチップの交換ができないノート型のVista Capable PCを選ぶ場合は、注意が必要です。事前にエアロが動作するかどうか「ビスタ互換性情報」というホームページで確認しておくといいでしょう。下のアドレスから、既存製品の対応状況をメーカーごとに調べられます。
http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/compatible/
Posted by 白波 at 08:30│Comments(0)
│Vista
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