2006年11月07日
男の赤ちゃん、首都圏中心に比率低下
新生児に占める男児の比率が1970年代以降低下傾向が続き、特に、首都圏で減少の目立つことが、順天堂大学医学部の丸井英二教授らの分析で明らかになった。 環境悪化による可能性もあり、詳しい原因の究明が急がれる。
日本全国での出生男児の減少傾向は以前から指摘されているが、丸井教授らは、1899年から2004年まで106年間分の厚生労働省の人口動態統計を使い、都道府県別の推移を詳しく調べた。
全国では、1971年に男児が女児の1・071倍だったが、2004年は1・052倍に低下した。
都道府県別でみると、70年代以降に男児割合が明らかに低下したのは北海道、山形、埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪で、半分以上が首都圏に集中していた。一方、青森や秋田、宮崎、鹿児島など上昇した県もあった。
東京は70年が1・076倍で、記録上、最も男児が多かったが、2004年には1・048倍に低下。大阪は1971年の1・077倍から2004年に1・046倍に落ちている。
男児減少の原因は分かっていない。
男の赤ちゃん、首都圏中心に比率低下…原因は「?」 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20061106it15.htm
Posted by 白波 at 12:00│Comments(0)
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